火災保険

2019年09月30日

まだまだ日中は暑さを感じる毎日ですが、体調など壊されてませんか?

夏の疲れがそろそろ出てくる時期かと思うので、皆様ご自愛くださいませ。

 

さて、今日は火災保険に関して書いてみようと思います。

不動産の疑問解決のコーナーにも火災保険に関してまとめておりますが、10月1日から火災保険も保険料が大幅に値上げされる保険会社が多いように思います。

従来、火災事故なんてほとんどなく、どちらかと言うと水漏れなどの対応に関して火災保険を使うことが多かったと思うのですが、近年、地震や水害、台風の風災などによって、保険金の支払い請求をされる方が多くなり、今回見直しをされる経緯となったようです。

 

この火災保険ですが、火災以外にも先程挙げました自然災害にも対応していることは勿論、賃貸をお借りいただく際にお部屋で発生した事故や不注意によって室内を破損・汚損された場合に、大家さんへの賠償責任が発生します。その際に、賠償責任保険である借家人賠償保険をご利用いただくことで、大家さんへの補償を行うことができます。

 

後、それとは別に室内で発生した事故により、他の入居者の方に迷惑をかけてしまった際に、被害を受けられた方に対して支払われる個人賠償責任保険も付帯されております。これによって水漏れなどで、家財が濡れた・壊れたなどの賠償を行うことができます。(個人賠償保険は、住居内で発生した事故以外にも、買物に行かれた際に誤って商品を壊してしまった時の賠償、飼い犬が他人に噛みついてケガをさせてしまった際の賠償、自転車で他人にぶつかり死傷させてしまった際の賠償など、日常生活で起こる様々なトラブルに対応しております)

 

後、家財に関してですが、代理店をしておりますと保険料を抑えるために、安い家財でとご要望される方が非常に多くなっております。もちろん、あくまでお客様のご依頼ですので、ご自身のお持ちの家財以下に設定されることへのリスクをご説明させていただいた上で了承をいただき、保険契約をお引き受けさせていただいております。ただここでご注意いただきたいのが、もしご自身の不注意により家財を焼失させてしまった場合などは、ご自身の起こされた事故による損害なのでと割り切る事もできると思います。ただ、これがご自身に何ら落ち度のない他者の事故によるものであった場合はどうでしょうか?例えば、上の階で火災があり延焼する、又は消防の放水によってお部屋が水浸しになる。火災の原因が、重大な過失によるものである場合は、火元の方に対して損害賠償を請求することもできますが、通常の軽過失などで発生した火災に関しては相手方の責任を追及することができません。明治に定められた法律で失火の責任に関する法律(失火法)があり、この法律によってお部屋の原状回復義務は発生しても、他者に対する賠償義務は免責されるとなっているからです。では泣き寝入り?ってところで、ご自身の火災保険を使い被害を補うことができるわけです。また上の階からの水漏れに関してですが、当然上の階の方の火災保険を使い家財の損害を賠償してもらうわけですが、この賠償責任保険を使うと家財の評価が時価額となるケースも多いようです。購入からの年数などによって価値が減価し、今現在の価値に見合った保険金をお支払しますよってことなのですが、当然そんな中途半端な金額を支払われても、中古の家財が売っているわけでもなく、また中古の家財をわざわざ作ってもらうこともできません(そんなことをしたら余計に高くつきそうです…)。そこでやはりご自身の火災保険を使い、足りない分を補填してもらうって訳です。なんか理不尽な気もしますが、それが現実なんですね…

 

何が言いたいか?つまり、保険料を決める際に、このような事をちょっとでも思い出していただき、ご参考にしていただければと思い書かせていただきました。